俺だって……ここで、負けられないんだ！（キリト）【SAO アリブレ名台詞集】

　バンダイナムコエンターテインメントのiOS/Android用RPG『SAO アリシゼーション ブレイディング（SAO アリブレ）』の名言集をお届けします。

※本記事内には物語のネタバレを含む表現がありますので、ご注意ください。

俺だって……ここで、負けられないんだ！（キリト）

●メインストーリー第3章“帝立修剣学院1年”

　『SAO アリブレ』の名言集第1回目は、物語の主人公であるキリトに注目していきます。

　多くのプレイヤーを巻き込んだ“SAO事件”を解決した英雄として有名になったキリト。彼は事件を通して得たゲームの知識と腕前を見込まれ、総務省からVRMMOに関連する事件に助力を求められるほどの人物になっていました。

　ところが、ある日の帰り道。以前に解決した“ガンゲイル・オンライン”での事件の実行犯残党に襲撃され、一緒に居たアスナを庇い昏睡状態に陥ってしまいます。

　目を覚ますと、そこには意思を持つNPCたちが住む仮想世界“アンダーワールド”が広がっていました。キリトは現実世界に戻る手がかりを探すため、そこで出会った少年のユージオと共に、世界の中心“セントラル・カセドラル”を目指す旅に出ます。

　旅に出てから2年。キリトとユージオは央都“セントリア”の“北セントリア帝立修剣学院”で初等練士として剣の訓練に励んでいました。

　ある日、自分の新しい剣を試そうとしたキリトは、偶然その場に居合わせた学院主席のウォロに泥を飛ばしてしまい、懲罰として実剣による勝負を行うことになります。

　由緒ある剣士の家系“リーバンテイン家”の一族であるウォロは、その誇りをイメージとして“心意の力”に変換しており、強力な剣技でキリトを追い詰めます。

　キリトも優れた剣技を持っているとはいえ、実剣で切られてしまえばひとたまりもありません。

　圧倒されそうになるキリトですが、現実世界で自分を待ってくれている仲間たちの姿を思い浮かべ「俺だって……ここで、負けられないんだ！」と想いを剣に込めました。

　すると、キリトの剣が急に大きくなり、ウォロの剣を押し返します。好機とばかりに攻め込むキリトでしたが、あと1歩のところでウォロに斬撃は届きません。

　ウォロの一方的な勝利かと思いきや、同じく“心意の力”で対抗してみせたキリト。勝負の行方は果たして……というところで、寮監のアズリカの介入で懲罰は中止になり、勝負はお預けとなりました。

　このシーンは、アニメ『ソードアート・オンライン アリシゼーション』でも描かれた、キリトが初めて“心意の力”を発動させる重要なシーンです。

　ウォロの圧に押されて折れそうになってしまうキリトが、仲間たちの顔を思い浮かべて立ち向かう姿は、見ていて胸にグッと来るものがあります。

　キリトは強い剣士というイメージがありますが、その強さの理由には仲間たちの存在が強く影響しているのでしょう。

　アスナたちと離れ離れになってしまったアリシゼーション編では、その想いがより強く感じられるようにも思えますね。

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